四柱推命基礎講座

鬼滅の刃鬼殺隊の階級でも使われた十干のイメージ

こんにちは
セイジです

四柱推命の用語として
陰陽
五行

この二つが組み合わさって十干と言われるものに
なるという話をしました

今日は
その十干とはどんなイメージなのかを知るのが
今後とても重要になりますので
記事にしていきますね

十干のイメージ

復習ですが
木、火、土、金、水
の5つの要素が陰陽2つずつに分かれます

四柱推命とは直接関係しませんが
最近話題の鬼滅の刃鬼殺隊の階級はこの十干ですね

甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸です

炭次郎は階級癸(みずのと)からスタートしていましたよね

木は甲と乙

「甲(きのえ)」


甲(きのえ)とは、林、森に生える大木(たいぼく)を意味しています
甲(きのえ)は、建築に使う材木や、こん棒なども意味します
基本的には甲(きのえ)は「木」と考えてれば良くて固い木です

乙(きのと)とは草木や小植物、綺麗な花、つるなどを意味しています
甲(きのえ)は堅い大木ですが、乙(きのと)は柔らかさのある
小さな植物です。

乙(きのと)にとって、癸(みずのと。雨)は恵の雨となり、いつまで綺麗な
花を咲かせ続けることができます。
乙と癸は良い関係ということです

火は丙と丁

「丙(ひのえ)」


丙(ひのえ)は太陽を意味します。

丙(ひのえ)は十干(じゅっかん)の中で、最もパワーの強い十干だと考えられています

広大な範囲の万物を明るく照らす役目を持ち、
適度な強さの太陽は、
草木、大木を照らして成長させる作用があります。
しかし、夏の暑い季節の太陽は日差しが強くて暑すぎるので注意が必要です。
そのような暑い時期の丙(ひのえ)は、甲(きのえ)や乙(きのと)の植物を
枯らして弱めることがあります。

「丁(ひのと)」

丁(ひのと)とはロウソクやたいまつ、コンロの火、
などの地上の火を意味します。

丙(ひのえ)は太陽で天にある火でしたが、それに対する、
地上の火が「丁(ひのと)」ということです。

それほど激しい火ではありませんが、それでも火力(かりょく)が強くなりすぎると、
手に負えないくらいの熱さと勢いを持ちます。
強い丁(ひのと)には、かまどの炉(戊)で調節すると良いです(丁と戊の良好な関係)

丁(ひのと)の炎は、隣に炉の「戊(つちのえ)」がある限り、
いつまでも適度な火力に調節されて安定します。




土は戊と己

「戊(つちのえ)」


戊(つちのえ)とは山、草木の生えてない岩山、
または堤防、かまどの炉、花瓶を意味します。

戊(つちのえ)の特徴は土質が固いことです。
乙(きのと)の横に戊(つちのえ)があると、その戊(つちのえ)は
花瓶(かびん)に例えられます。

戊(花瓶)は、乙(花)の強さを調節する作用を持ちます。
また壬(みずのえ)が強い場合、壬(みずのえ)の隣にある戊(つちのえ)は
堤防に例えられますので
壬の害(洪水)を抑えてくれるのです

「己(つちのと)」

己(つちのと)とは田んぼや畑の湿り気のある土です。
山や堤防(戊)と違い、己(つちのと)は少し水分を含んだ柔らかい湿った土を意味します

丙(太陽)が強すぎると己(つちのと)は水分が蒸発して乾き、
乾燥した土になってしまいます。
また、己(つちのと)に対して強い癸(みずのと。雨)が降り注ぐと(癸が強い場合)、
己(つちのと)は水分を含み過ぎて、ビチャビチャした泥の土になり
良くないという関係を持っています

金は庚と辛

庚(かのえ)とは鉄、鉄鋼、斧、ノコギリ、金づち、
大きめのハサミなどの堅い金属を意味します。

庚(かのえ)はノコギリなので、平気で甲(きのえ)を剋せます。

甲(きのえ)に対して、庚(かのえ)は強く切り倒す力を持っています
また、庚(鉄)を丁(ひのと)の炎(鍛冶の火)で鍛え上げると、
庚(かのえ)は鋭さを増した刀のように切れ味が鋭くなります。

庚は金属なので、庚と庚がぶつかると強めあわずに、
お互いを傷つけあいます。

また、庚(かのえ)は硬い鉄で金づちなので、
柔らかい金属の
辛(かのと)を砕く堅さがあります。

辛(かのと)とは金、銀、銅などの宝石です

また、紙を切るハサミ、カッターなどの意味もあります。

宝石(辛)は、壬(みずのえ)に洗われると綺麗に光り輝きますので、
辛(かのと)が己(つちのと)によって汚れた場合
壬(川)の水で、
泥(己)を洗い流すことができると良い関係になります

辛(かのと)は宝石ですが、あまり硬くはないので、
庚(かのえ)の金づちにも砕かれます。
辛(かのと)はいつも、壬(みずのえ)で綺麗にされている状態が良いのです

水は壬と癸

壬(みずのえ)とは、水溜り、池、川、沼、湖などを意味しますが、
強くなると大河や海、洪水、などに例えられます

壬(みずのえ)は強くなると非常に勢いのあるもので、
堤防(土)を崩したりもできます。

辛(かのと)に対して、
壬(みずのえ)はいつも良い作用を与えます。
辛(かのと)と、壬(みずのえ)の関係は非常に良好な関係とされてます。

癸(みずのと)とは雨、少量の水、雨雲、水滴、湿り気を意味します。

夏の暑い季節には癸(みずのと)は恵みの雨となり、
暑さを和らげ非常にありがたい存在です。
丙(ひのえ。太陽)に強く照らされてカラカラに乾いた大地(己)がある場合、
癸(みずのと。雨)が、己(つちのと)に降り注ぐことで己(つちのと)の
渇きを解消してくれます

しかし太陽(丙)が強いと、癸(雨)はすぐに
蒸発して消えてしまいます。
また、冬の壬(みずのえ)は凍った川、湖になりますし、
冬の癸(みずのと)は雪になるので、
いてついた寒さを解消するために、丙(太陽)の熱が必要となるのです

このように
十干は字面で覚えるよりも
イメージで理解した方が 四柱推命を覚えていく上でも
後々役に立つわけです

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